新入荷!奈良美智とは・・・
独自の世界で創造を続け、いまや日本を代表するアーティストの一人として、海外でも絶大な人気を誇る奈良美智。90年代なかば以降、新しい具象絵画の旗手として国際的な注目を集めた。
彼が30年以上描き続けてきた“上目遣いでこちらを睨みつける子ども”をはじめとする絵の主人公たち。
何かを訴えかけるように口をつぐむ表情。ナイフを見せて悪態をつくポーズ。無造作にギターをかき鳴らすアティテュード。これらは「大人事情がでっち上げたルールとは決して慣れあわない」という作家自身の矜持を示すシンボルであり、愛らしさだけではない、心の奥深くに訴える謎や暗さを含んだ作品は、新しい具象絵画の可能性を提示し、当時の日本美術のポップな明るさに、詩的世界の深みをもたらした。
オークションハウスでの評価は、2019年のサザビーズ香港で『ナイフ・ビハインド・バック』が約27億円で落札され、日本人として最も価格の高いアーティストとなり注目を浴びた。ここ5年で価格は2~3倍近くになっている。90年代に数万円で取引されていたドローイングも今であれば1000万円を下ることはない。
今後もこの傾向は続きそうだ。
