新入荷! クリストとは・・・
クリストは1935年6月13日ブルガリアのガバロフに生まれる。生地ブルガリアで美術を学び、1956年20歳のとき西側に脱出。パリでフランス人のジャンヌに出会い結婚。
妻のジャンヌ=クロードとともに「クリスト&ジャンヌ=クロード」として「梱包」という独自のスタイルで制作活動を続ける。当初は瓶や椅子など日用品の梱包から始まったが、次第に巨大な建造物や橋を布で包んだり、壮大なプロジェクトへと発展した。
プロジェクトの実現には、地元住民や政府からの許可が必要であり、構想から実現までに数十年を要することもある。また、プロジェクトにかかる巨額の費用は、美術館や政府、企業などから一切援助を受けず、プロジェクトの完成を予想したドローイングやコラージュ作品の販売でまかなっている。
見慣れた景色を一変させ、観る者に新鮮な驚きと感動を与えるその作品は美術界だけでなく社会的にも大きな話題を投げかけてきた。クリスト夫妻にとって「梱包」という行為は、ものの本質を明らかにするばかりでなく、もののかたちを詩的なエッセンスにまで単純化することを意味する。その仕事は日常性へのこだわりという面からポップ・アートに、単純化という点からミニマリズムに結びつく。
2016年サザビーズニューヨークのオークションでは、コロラド州アーカンサス川のプロジェクトを描いたドローイングが2300万円ほどで落札されている。
また、1991年、茨城とカリフォルニアとで、『アンブレラ・プロジェクト』を同時に実現した。