新入荷! 村上隆とは・・・
【村上隆とは】
東京都板橋区に生まれ、東京藝術大学美術学部日本画科を卒業。同大大学院美術研究科修了(次席)の後、博士課程を修了。東京藝大日本画科において初の博士号取得者である。
1998年に、現代美術家の奈良美智とカリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の客員教授をつとめる。ジェフ・クーンズ(米・1955-)、ダミアン・ハースト(英・1965-)、リチャード・プリンス(米・1949-)とともに世界の「現代アートの四天王」と称される、世界的現代アーティスト。
2003年のサザビーズで『Miss Ko2』が5800万円で、2008年には同じくサザビーズでフィギュア『マイ・ロンサム・カウボーイ』が16億円で落札され注目を浴びる。
2003年にはルイ・ヴィトンとのコラボレーション『モノグラム・マルチカラー』を発表。
自らの作品制作を行うかたわら、芸術イベント『GEISAI』プロジェクトのチェアマンを務め、さらにアーティスト集団『カイカイ・キキ』を主宰し、国内海外の若手アーティストのプロデュースを行う。
【作品コンセプト】
村上隆は「スーパーフラット」と自ら命名した現代美術の芸術運動および概念(コンセプト)を提唱している。
村上は、日本のもつ固有の特徴として、日本は社会も風俗も芸術も文化もすべてが超2次元的であり、この感覚は日本の歴史の水面下を澱みなく流れ続けてきたと主張する。
そしてその感覚は特に美術にわかりやすく顕在化してきたとしている。余白が多く、平板で奥行きに欠け、遠近法的な知覚を拒むなどの特徴は、浮世絵や琳派など伝統的な日本画から、戦後の日本のポップカルチャーであるアニメのセル画に至るまで共通しており、いずれも類似性・同質性をもった平面的な視覚表現であることを指摘した。
これにより、村上は日本の伝統美術(ハイ・アート)と現代アニメに代表されるオタク文化(ロウ・アート)を接続し、両者の境界線を曖昧にし、意図的に両方を一つの画面に圧縮する表現を提案した。
この「スーパーフラット」というコンセプトのもと、現代美術と日本の伝統絵画、ハイカルチャーとサブカルチャー、東洋と西洋を交差させた、極めて完成度の高い一連の作品を制作し、1990年代後半以降、村上隆は現代日本を代表するアーティストとして世界的に評価され、その地位を確立した。
【ヴェルサイユ宮殿 現代美術プロジェクト】
フランスのヴェルサイユ宮殿では、2008年から年に1度、世界中から選ばれた現代美術家の個展を開催している。2010年、村上隆が日本人として初めて選ばれ、「MURAKAMI VERSAILLES」が開催された。
2008年 ジェフ・クーンズ
2009年 グザヴェイ・ヴェイヤン
2010年 村上 隆
2011年 ベルナール・ヴネ
2012年 ジョアンナ・ヴァスコンセロス
2013年 ジュゼッペ・ペノーネ
2014年 李 禹煥(リ・ウーファン)
2015年 アニッシュ・カプーア
2016年 オラファー・エリアソン
2017年 グループ展「Voyage d’Hiver(冬の旅)」
2018年 杉本 博司
【個展『Murakami Ego』(カタール、ドーハ・2012年)】
現代美術に特化して文化立国を目指すカタールは、マヤッサ王女が運営するカタール美術館庁の企画のもと、2012年、カタールのドーハで村上隆の個展『Murakami Ego』を開催。
高さ3m、幅100mの大作『五百羅漢図』を展示するためイスラム芸術博物館近くにアルリワク展示場を新設し、大々的に開催した。
この作品は日本では、2015年に森美術館で開催された個展『村上隆の五百羅漢図展』で国内初公開され、村上は翌年に本展の成果として、平成27年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。
アル・マヤッサ王女は、イギリスの美術雑誌『アートレヴュー』が毎年発表する、アートワールドで影響力のある人物のランキング『パワー100』において、2013年に弱冠30歳で世界1位に輝いている。また『Time 100』、『フォーブス』の『世界で最も力のある女性100』でも紹介された。
カタール美術館の創立者であり責任者の彼女がカタール美術館の美術品購入に費やす年間予算は約1100億円。カタール政府は2010年にヴェルサイユ宮殿で開催された村上隆の個展にも、数億円規模で支援している。






